臨床心理士など関係各位に最新『臨床心理士報』をお届け

臨床心理士及び都道府県臨床心理士会など関係各位へ
『臨床心理士報』通巻56号(第30巻第1号)など最新協会誌のお届けについて

臨床心理士及び都道府県臨床心理士会など関係者の皆様には、お元気にご活躍のこととお慶び申し上げます。
多くの自然災害復興支援に継続的なご尽力をいただくなか、北海道胆振東部地域の地震をはじめ、子どもの安心・安全が脅かされる事件が多発する事態にありまして、各方面の地域関係各位とともに奮闘努力されていることと拝察します。
かけがえのない地域の利用者中心を第一義に、臨床心理士各自のご健闘をお願いします。

さて、本協会の公式情報誌の『臨床心理士報』通巻56号及び創立30周年記念号を郵便にてお届けします。56号では資格審査(試験)結果の情報をはじめ、事業報告、特別収録「最新メッセージ」、30周年記念特集など、大切な情報が記されています。
基本統計を総集した30周年記念号は、これからの臨床心理士の揺るぎない未来像を展望する上で、貴重な実績の宝庫としてご活用いただき、ここまでに信頼関係を育んでいただいた関係各位に感謝の気持ちとともにお伝えいただくと幸いです。

今回お届けする『臨床心理士報』

1.第30巻第1号(通巻56号) 平成31年1月31日付発行
2.第29巻特別号「臨床心理士30年の歩みと展望」 平成30年11月4日付発行

ご承知のとおり、第1回公認心理師試験の合格者は28,574名(合格率79.1%)でした。
平成31年2月18日より「公認心理師登録証」の交付が始まり、いよいよ臨床心理士の皆様の心理臨床活動環境への影響が実際化してくる状況と予想されます。
臨床心理士は、本協会の「基本認識・基本方針」(平成29年8月1日付)に基づいて、揺るぎない展開を開始して、すでに31年目を歩んでいることを、今回お届けする上記2冊の機関誌をつぶさにお読みいただき、ご確認の上、新しい心理臨床状況での利用者との信頼関係と持続可能な展開のため、<これまでの実績>を踏まえて、自然で納得のいく理解を深めていただくことをお願いします。

なお、臨床心理士に関しましては、お届けする『臨床心理士報』に掲載した文教ニュース等の公報とともに、たとえば新聞等による広く社会の人々や関係者に知らされた最近の情報も大切かと考え以下に紹介しますので、利用者はもとより、臨床心理士に不利益を招かないためにも、参照して正しい理解と判断の一助にと思います。

【参考資料】
①日本心理臨床学会編『心理臨床の広場』通巻21(2018年8月30日):特集 心理臨床とは何か?
②読売新聞(2018年12月6日朝刊18面):スクールカウンセラーに関する記事
③京都新聞(2019年1月7日夕刊):あらゆる人の心を支援 臨床心理士の記事
④朝日新聞(2019年1月14日朝刊9面):フォーラム 公認心理師って?
(心理職を国家資格化/問題や配点、疑問の声も/「質の向上」期待の一方で/医師との関わり方議論に)
⑤本協会規程集における「臨床心理士教育・研修委員会規程別項」、「臨床心理士資格更新手続の延期等に関する運用内規」や、市販書籍『新・臨床心理士になるために』